アジアの医療介護格差解消に向けて
2017年2月17日
溝尾理事はチェンマイ病院にて日本の高齢者医療制度や高齢者医療ケアーについて講演しました。この講演には医療関係者やチェンマイ市の職員など地域の医療に携わる多くの方たちが参加しました。
日本の高齢者医療制度に高い関心を寄せているタイの行政の方々やタイの医療関係者は真剣な面持ちで溝尾理事の話を聞いていました。
溝尾理事は日本に於ける高齢者ケアー制度の成り立から高齢者ケアーの現状と実際、そして将来に期待される制度のあり方など歴史を交えた丁寧な講演内容で参加者から賞賛の意が伝えられました。
講演後は活発な質疑応答があり、予定時間を大幅に超える大変充実した講演となりました。
今回の講演はチェンマイの地域高齢者ケアーに予算を提供しているチェンマイ市とチェンマイ市長の要請に基づき実施されました。
溝尾理事の講演内容は大きな紙面を割いた複数の新聞に掲載されました。
2016年12月に実施したチェンマイのタイ・ミャンマー国境Muangna地区の山岳地帯に住む少数民族の代表者からの要望や、現地の医療調査に基づいた医薬品や医療器具などを2017年1月11日に現地に於いて贈呈式を実施しました。
第二回にあたる今回、緊急医療を受けることのできない奥地に住む約280世帯の家族に家庭常備薬の寄贈を行いました。
また、現地山岳地域の医療を受け持つ保健所には、前回のヒアリングで要望のあった各種医療器具を寄贈いたしました。
贈呈式の行われた1月11日は、現地山岳民族の人々のお正月にあたり、AMEFAスタッフをはじめ、ボランティアで同行していただいたタイ現地のAMEFAスタッフも大変な歓迎を受けました。
当日は数百名の各部族の人々が集い、部族長や各部族の長老へ新年の挨拶行われました。AMEFAの横溝理事、パチャ理事も現地の人々から新年の挨拶と感謝気持ちを伝えられました。
