今年2度目のAMEFA活動は2019年7月6日、チェンマイ市内で児童養護施設を併営するDon Chan寺院にて、この施設に収容されている幼児,小学生約750名を対象にMedical serviceと昼食を提供しました。

実施に先立ち、子供たちに提供する食料をDon Chan寺院に奉納するAMEFA、チェンマイ病院、FEU大学の皆さん。

看護師から症状を聞き取る溝尾医師。満足に意思の疎通が取れない子供を相手に、通訳や看護師から幾度となく繰り返し聞き取る真剣な姿が印象的でした。


溝尾医師、中島医師の診察風景。この施設の子供たちに多く見られた症状は、とびひ、疥癬、副鼻腔炎でした。


真剣な表情で健康状態を探る中島医師。納得するまで真摯に症状を追求する姿は見る者の心を打ちます。

聞き取りが難しい幼児には、米国、ボストンで長年、小児科医の経験があるカニカ顧問がタイ人医師と上手に症状を聞き取っていました。


飛び入りで診察を懇願されたカニカ顧問。断り切れずに処方箋を書いていました。

医療、介護などのヘルスケアー機器を取り扱う株式会社フジキン様のご厚意により、エコーを持参して頂いた中島医師。このエコーは大活躍でした。

ボランテイアで通訳して頂く三橋さん。今回も、バンコクから駆けつけて頂きました。
診察が終わると診断結果を後方に控えるタイ人ドクターが確認、症状に合った薬を提供します。




寺院に住み着いている犬たち。何事が起きたのかと、仮設診療所内をウロウロ歩き回ったり、待合している場所に座り込んだり傍若無人に動き回っていました。



この寺院での、Medical service終了後、児童養護施設の子供たち総勢750名に昼食を提供しました。子供たちの大好きなデザートを沢山頂き、笑顔いっぱいの楽しい食事になりました。

幼児の給仕は保母さんの役目です。50名の幼児の前まで食事を運びます。



続々と食堂へ入る700名を超える小学生の子供たち。壮観でした。


全員が揃ったら給仕開始です。給仕は年少の子供たちから始まります。

お寺が併営している施設らしく、給仕前に子供たちから感謝の意を込めた「経」が上がりました。



タイ人医師のDr.Buncha Chai Tong氏と溝尾医師。

中島医師とFEU大学の八巻さん。今回は通訳として活躍して頂きました。